【フランス】2006.01.19 発表
フランス エコロジー・持続可能な開発省は、工業や畜産業からの汚染物質の排出について、2004年のデータをウェブ上で公表した。
ウェブサイトでは、工業施設約4900カ所、畜産施設約600カ所について、3万8000件以上のデータにアクセスすることができる。
この登録簿は、県の認可の下に置かれる指定施設から、大気、水、土壌中に排出される汚染物質や廃棄物の1年間の流れを表現するものである。水については100種類の汚染物質、大気については50種類の汚染物質、また、400種類の有害廃棄物をカバーしている。
この登録簿は、特に、施設の近くの住民に対して、環境の変化について、毎年、正確な情報を提供している。
データは、指定施設の検査(基本的に工業分野は、産業・研究・環境地方局「DRIRE」、畜産分野は県の獣医業務局「DDSV」が担当)において、施設の運営者が毎年、実施する届出で得られたものである。今回の届出は、インターネットで行われた。
2004年の排出データの一部は、EUの「汚染物質排出登録(EPER)」に利用される。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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