【イギリス】2006.02.01 発表
2月1日、インドのデリーにおいて、イギリス、インド及び中国が参加し、「デリー野生生物犯罪ワークショップ」が開催された。
この会合では、トラなどの絶滅危惧種を危機にさらす、違法取引を取り締まる対策について話し合われた。また、イギリスの警察当局、野生動物検査官、情報工作員が、野生動物の密輸入などを防ぐために、他の機関や国々との協力によって得た経験や知識を共有した。
ワークショップは、イギリス環境・食糧・地方省が全額を拠出し、インド政府がイニシアティブを発揮して実現した。イギリスは昨年、EU25カ国における野生生物法の執行について、組織間の連携に関する経験を共有するためにワークショップを開催しているが、今回のインドでのワークショップは、これに続くものである。
なお、イギリス政府は、2月2日、アメリカの野生生物違法取引反対連合(CAWT)とも協働していく方針を発表した。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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