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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2006.01.23 発表

地方自治体別リサイクル・コンポスト化率を公表

 イギリス環境・食糧・地方省は、2004/05年度の地方自治体ごとのリサイクル・コンポスト化率を公表した。この発表によると、国内で最高のリサイクル・コンポスト化率を達成したのはセント・エドモンズベリーで、住民はゴミの約半分をリサイクル、またはコンポストに回している。
 特にイングランド東部地区での躍進が続いており、セント・エドモンズベリー(50.6%)、フォレスト・ヒース(48.6%)、サウス・ケンブリッジシャー(46.8%)が善戦している。これらの地方自治体は、同地区のリサイクル・コンポスト化率を30%近くに引き上げることに貢献している。また、リサイクル(コンポストを除く)については、ブロードランドが最高値(38.3%)を記録している。
 ゴミの減少量が最も多かったのはソリハルで、一人当たりの排出量は、2003/04年度の502kgから、2004/05年度は370kgになり、132kgも減った。ちなみに国民全体の平均は、518kgとなっている。
 逆に、リサイクル率が低いのは、北西部(16.4%)、ロンドン(17.7%)などとなっている。
 その他、ハーボロー、チャーウェル、ヴェール・ロイヤルなどでは、高い改善(それぞれ31.1%, 24.7%, 24.6%増)がみられた。
 今回のデータにより、イングランド全体として、住民は約23%のゴミをリサイクル、コンポストに回していることが判明し、ゴミの4分の1を有効利用するという目標が見え始めたところである。
 地方環境質担当のベン・ブラッドショー大臣は、イングランド東部の達成率を評価する一方で、改善が見られなかった一部の地方自治体に落胆していると述べた。【イギリス環境・食糧・地方省】

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