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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2006.01.30 発表

危険なレベルの気候変動とは? イギリス環境・食糧・地方省が新しい書籍を発行

 近年、気候変動の証拠は増加しつつあり、今後も、気温の上昇が続き、異常気象が頻繁に起こると懸念されている。では、人類は、どのぐらいの気候変動まで耐えることができるのだろうか? どうすれば危険なレベルを超えないようにできるのか?
 こうした問題意識に基づいて、イギリス環境・食糧・地方省は、「危険な気候変動を避ける」というタイトルの書籍を発行した。
 同書は、最新の科学の成果を踏まえ、どのような気候変動が危険なレベルなのか、どうすればこうした事態を避けられるのか説明するものである。気候変動のレベルの違いによって、様々なセクターや地域に、どのような影響が生じるのか分析するとともに、地球全体への影響についても分析している。また、世界が低炭素経済に向かった場合、目指す気候変動のレベルの違いに応じて、様々な技術的選択肢について検討している。
 なお、同書は、2005年2月にイギリス気象庁で開催された、気候変動国際会議で得られた科学的知見に基づいている。
 イギリスのブレア首相は、前書きの中で、昨年のG8グレンイーグルズ・サミットにおいて、G8諸国が、温室効果ガスを実質的に削減する必要があり、直ちに決意をもって行動する必要があると合意したことに触れ、同書が、気候変動の科学と問題解決への行動の必要性を理解する一助となることを指摘した。【イギリス環境・食糧・地方省】

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