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[海外エコニュース一覧]

【国連】2006.02.07 発表

UNEP 「地球環境概況(GEO)2006」を発行

 UNEPは、「地球環境概況(GEO)2006」を発行した。同報告書は、変わり行く地球環境の状況を調査した年次報告書である。
 GEO 2006では、特集として、「エネルギーと大気汚染」に重点が置かれた。同報告書によると、大気汚染問題に取組む都市は、大気汚染を原因とする早期死の減少、医療費の抑制など経済的なメリットを得ている。例えば、アメリカのEPAの試算によると、大気浄化法は1990年から2010年の間に6900億ドル(約76兆円)の経済的効果をもたらすとされる。
 また、エネルギー問題については、今後、途上国からのエネルギー需要が増大することを指摘。発電所におけるコージェネレーションの導入、再生可能エネルギー、新しい自動車技術の開発などに期待を示した。
 この他、GEO 2006は、人類の活動が地球環境に与えている影響、また、環境対策が講じられている分野での成果なども示している。
 顕在化しつつある課題としては、気候変動が食糧生産に及ぼす課題、魚介類の養殖が海洋環境にもたらす影響という2つの問題が取り上げられた。【UNEP】

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