【ドイツ】2006.02.16 発表
ベルリンで、2月16日、再生可能エネルギー業界の年次会合が開催され、ドイツ国内の再生可能エネルギー市場は、順調に成長していることが確認された。
再生可能エネルギー統計ワーキンググループ(AGEE-Stat)がまとめた最新データ(2005年)の概要は次のとおり。
●総エネルギー需要における再生可能エネルギーの割合は、2004年の4.0%から2005年は4.6%に上昇した。
●電力需要における再生可能エネルギーの割合は、2004年の9.4%から2005年は10.2%に上昇した。
●発電量が大きい順に、風力エネルギー(約265億kWh)、水力(約215億kWh)、バイオマス(約100億kWh)となる。また、2004年と比較し、バイオガスが大幅に伸びた(約20億kWh)。ソーラー発電は倍増し、10億kWhになった。
●熱市場における再生可能エネルギーの割合は5.4%、うち、バイオマスが約94%を占める。太陽熱も2004年に比べて伸びており、2005年は、100万平方メートル弱が導入された。
●2005年は再生可能エネルギーの利用によって、約8300万トンのCO2が削減された。
●2005年のドイツにおける再生可能エネルギー業界の売り上げは160億ユーロ(約2兆1600億円)であり、2004年の時点で157,000人がこの業界で働いている。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/36645.php
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