【原子力安全・保安院】2006.03.07 発表
2006年3月6日に開催された、総合資源エネルギー調査会のINES(原子力施設のトラブルに対する国際評価尺度)評価小委員会で、05年11月から06年1月までに経済産業省所管の原子力施設で発生したトラブル4件についてINESによる評価が実施された。
評価対象になったトラブルは(1)福島第二原発2号機海水ろ過器の金網の破れ、(2)泊原発1号機の主排気筒と非常用排気筒のひび、(3)川内原発1号機蒸気発生器伝熱管の傷、(4)志賀原発2号機原子炉隔離時冷却系の弁トラブル。
評価は(1)~(4)すべてについて「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」とされた。
INESは国際原子力機関(IAEA)と経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)が1992年3月に策定した原子力施設の事故・故障の世界共通の評価指標。日本では92年8月から運用されている。【原子力安全・保安院】
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