【厚生労働省】2006.03.08 発表
東京都内で販売されていた低価格な金属製アクセサリーに、有害な鉛が使用されていたことが都の調査で判明したことを受け、厚生労働省は平成18年3月8日、関係団体に対し、(1)取り扱っている金属製アクセサリー中の鉛含有状況の把握、(2)鉛含有が判明した製品の取扱い情報の消費者への提供、(3)製造時の製品中の鉛低減−−に取り組むよう通知した。
東京都内の調査は、ネックレス、指輪、ヘアピン、携帯ストラップなどの金属製アクセサリー76品目を調査したもので、46品目に鉛が使用され、うち32品目に50%以上の高濃度で鉛を含まれていたことが判明している。
なお製品の生産国は、中国製52製品、韓国製12製品など海外製品がほとんどで、日本製は2製品のみだった。
鉛は、脳、神経系、腎臓、血液系に影響を与える強い毒性を持つ物質で特に乳幼児の脳に与える影響が大きいため、鉛を含有した製品を乳幼児が口になめたり、飲み込んだりした場合、脳障害などを起こす危険性が高まる。【厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/tp0308-1.html
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