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【原子力安全・保安院】2006.03.14 発表

福島第一２号機、原子炉再循環ポンプでインバータに警報　１６年・１７年に続き

　東京電力（株）福島第一原発２号機（沸騰水型、定格電気出力：７８万４，０００キロワット）で平成１８年３月１４日９時４１分に、２台ある原子炉再循環ポンプ（注１）のうち１台を制御しているインバータ（Ａ）（注２）に「重故障」を示す警報が発生し、ポンプが自動停止、さらに電気出力が約３３万キロワットまで低下した。
　福島第一２号機では、１６年９月、１７年１０月にも同様の出力低下事故が発生しており、故障した部品を新品に交換するなどの対策が講じられていた。
　なお、今回の現象による外部への放射能の影響はないという。

（注１）原子炉圧力容器の中の冷却水を循環させるポンプ。
（注２）直流電源を所定の周波数の交流電源に変換する装置。これにより、原子炉再循環ポンプを駆動する電動機の回転数を制御し原子炉冷却材の流量調節を行う。【原子力安全・保安院】

プレスリリース

http://www.meti.go.jp/press/20060314006/20060314006.html

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