環境省は平成１８年３月１６日までに、ホタルに関連した水環境保全活動に取り組む子供たちを表彰する「こどもホタレンジャー」事業の１７年度受賞団体を決定した。
　この表彰事業は、日本人にとって親しみがあるホタルの保全活動の紹介を通じ、子どもたちに川や湖の生きものや水環境に関心を持ってもらうことを目的に１６年度から新たに創設されたもの。
　１７年度は環境大臣賞として長野県の上田市立清明小学校「ほたるをふやそう！ジュニア隊」、優秀賞として、茨城県の水戸市立国田中学校生物研究部、愛知県の岡崎市立河合中学校自然科学部、岡山県の総社市立池田小学校「ふやせ　ホタルのかがやき！！」−−の５団体が選定された。
　選考された活動については１８年３月３０日に東京・霞ヶ関で表彰式・活動報告会を行う。
　「こどもホタレンジャー」という言葉は「ホタル」と森林や自然公園を警備・保護する人という意味がある「レンジャー」という言葉をつなげた環境省の造語で、「ホタルを守る人」という意味がこめられている。【環境省】