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【アメリカ】2006.03.01 発表

EPA ガソリン、ガソリン容器などからの有害大気汚染物質について 長期的な規制案を公表

 EPAのジョンソン長官は、2030年までの期間を念頭においた「移動排出源有害大気物質(MSAT)規則」の案を3月1日に公表し、60日間にわたって、パブリック・コメントを募集している。
 MSAT案は、ガソリンに係る新規のベンゼン基準、低温時における旅客用自動車に係る炭化水素排出基準、およびポータブル式燃料容器に係る揮発量基準を定めるものである。
 これらの基準が2030年に完全に実施されると、移動排出源からの有害大気汚染物質の排出量が、年間35万トン(ベンゼン6万5千トンを含む)削減されることとなる。規制案全体の費用は年間2億500万ドル(226億円)と推定されている。またEPAは、粒子状物質の削減による健康上の利益は2030年において60億ドル(6600億円)と推定している。
 なお、今回の措置は、カリフォルニア州と連邦における、軽量自動車に係る揮発排出量基準を調和させるものでもある。
 今回のMSAT基準案は、燃料に係る要求事項については2011年、旅客用自動車に係る基準については2010年、燃料容器に係る基準については2009年から実施される予定である。【EPA】

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