【文部科学省】2006.03.16 発表
文部科学省は平成18年3月16日までに、学校の給食調理場でアスベストを使用した調理機器がどのような状況にあるかについての調査結果続報をまとめ、公表した。
調査対象となったのは、国公私立小・中・特殊教育諸学校、夜間定時制高等学校に設置された学校給食調理場および共同調理場で、総数は1万6,913場。
18年1月31日までにすべての調理場について調査が完了。5,431場(32.1%)がアスベストを使用している機器を保有し、うち1,766場(10.6%)の機器は空気中に浮遊する可能性があったと報告されている。
なおこの1,766場中、1,354場(8%)については、18年1月31日までに廃棄、密封保管などの処理が完了済み。一方未処理の機器が残っていた412場(2.4%)についても、17年度中に232場(1.4%)、18年度に180場(1.1%)が処理を行う見込み。
なお、文部科学省では未処理の機器の早期処理を都道府県教育委員会に要請するとともに、引き続き、処理状況調査を適切な時期に行う方針。【文部科学省】
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