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【水産庁】2006.03.22 発表

神奈川県、三浦半島のアワビについて「資源回復計画」作成

 神奈川県は三浦半島地区のアワビについて「資源回復計画」を2006年3月22日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 三浦半島地区のアワビは1930年代は100トン以上あった漁獲量が、2003年には20トンまで減少。資源自体が減少していると考えられている。
 今回の「資源回復計画」は、10年後の推定資源量を現在の18トンから26トンに引き上げることを目標に、2010年までの当面の目標として「保護区のアワビ生息密度を1平米あたり2個に設定。
 操業区域の一部を5年間禁漁とすること、50ミリメートルサイズのアワビ大型種苗を高密度に放流すること、漁業者による密漁監視の日常的実施、投石や海底耕耘による漁場環境の保全・外敵駆除−−などの措置を盛り込んでいる。【水産庁】

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