【ドイツ】2006.04.03 発表
ドイツ内閣は、3月15日、エネルギー生産への課税に関する新規則と電力税法改正のための法案を承認した。この法案は、これまでの鉱油税法に代わるものであり、また、EUの電力エネルギー税制再構築指令(2003/96/EC)を、国内法に転換するものである。
法案の概要は次のとおり。
●鉱油税の対象が、同法により、EU指令に基づいて拡張される。特に、石炭、褐炭、コークスがエネルギー製品として、同税の課税対象になる。
●バイオ動力用燃料に対し、部分的に、2006年8月以降、課税される。
●バイオ動力用燃料への課税は、農業・林業者に対しては、免除される。
●動力用燃料としての天然ガスへの免税は2020年まで、液化ガスの免税は2009年まで維持される。
●2MWまでのコジェネレーション設備への免税は維持される。
【ドイツ連邦環境省】【ドイツ連邦財務省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/36801.php
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