【アメリカ】2006.03.16 発表
人工ナノマテリアルの潜在的な健康・環境影響の調査研究を行う大学に対して、EPAは、14件、総額500万ドル(約5億5000万円)の補助金を提供した。
EPAは、潜在的な悪影響に関する調査研究を実施することで、ヒト・環境の保護と技術の発展との双方にとって正しいことを実施していく。
今回の補助金は、EPAの「成果を達成するための科学(STAR)」研究補助プログラムと、国立科学財団(NSF)、国立労働安全衛生研究所(NIOSH)との協力の下に提供された。NSFからは3件、総額約91万ドル(約1億円)が、またNIOSHからは2件、総額約65万ドル(約7000万円)が提供された。
なお、EPAは、有毒物質管理法(TSCA)の下で、新規の化学物質を販売前に審査・評価するプログラムを有している。また、EPAは、ナノマテリアルによる便益およびリスクへの理解を深める管理プログラムを策定するため、幅広い関係者と協力しているところである。
これまで、EPAは、人工ナノマテリアルの環境への利用や環境影響に関し、65件(総額2200万ドル以上、約24億円以上)の補助金を提供してきた。【EPA】
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