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【その他】2006.03.07 発表

カルタヘナ議定書第3回締約国会議 遺伝子組換生物の国際取引に関するルールを決定

 バイオセーフティに関するカルタヘナ議定書の第3回締約国会議が、3月13日から17日まで、ブラジルのクリチバで開催された。同議定書は、遺伝子組換生物の越境移動によって、生物多様性やヒトの健康に悪影響が生じないようにすることを目指すもの。2003年9月に発効している。
 今回の締約国会議には、締約国132カ国(含むEC)が参加した。主な成果は以下のとおり。
●農産品の国際取引の際、遺伝子組換生物に添付する文書の要求事項の詳細について、決議が採択された。交渉の最終段階では、文書の要求事項の貿易への影響が、特にメキシコ、ブラジルといった主要国の重要な論点となった。
●リスク評価、リスク管理に関する追加的な指針の必要性に関する決議
●ウェブ上の情報交換ポータル(バイオセーフティー・クリアリングハウス)の運営に関する決議
●バイオセイフティに関する途上国の能力開発に関する決議
 なお、欧州委員会は、国際取引の際の添付文書について、締約国会合を成功させようとするブラジル政府の政治的貢献が無ければ成立しなかったであろうとコメントしている。【生物多様性条約事務局】【欧州委員会環境総局】


下記アドレス:生物多様性条約事務局プレスリリース(PDF形式)

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