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【総務省】2006.04.07 発表

携帯電話使用による人体頭部への電波比吸収率測定法改正案 意見募集結果公表

 総務省は、平成18年2月20日から3月22日まで実施していた、「平成13年総務省告示第628号 人体頭部における比吸収率の測定方法を定める件」と「平成16年総務省告示第88号 特性試験の試験方法を定める件」−−の2つの告示改正案への意見募集結果をまとめ、18年4月7日に公表した。
 この改正案は、17年2月に国際電気標準会議(IEC)で標準化された電波比吸収率(体に吸収される電波エネルギー量)の測定方法と国内法にもとづく携帯電話端末の使用に関しての人体頭部への電波比吸収率測定方法を整合化するため、情報通信審議会が18年1月23日に行った一部答申「『携帯電話端末等に対する比吸収率の測定方法』のうち『人体側頭部の側で使用する携帯電話端末等に対する比吸収率の測定方法』の内容を受けたもの。
 「平成13年総務省告示第628号 人体頭部における比吸収率の測定方法を定める件」では、人体頭部の比吸収率の測定手順を詳細化するとともに、不確かさの評価の実施を追加。また、「平成16年総務省告示第88号 特性試験の試験方法を定める件」については、携帯電話などの特定無線設備に対する特性試験の試験方法のうち、人体頭部の比吸収率の測定手順を詳細化し、不確かさの評価の実施を追加していた。
 これらの案に対し、寄せられた意見は4件。
 意見にはたとえば、「628号の新旧対照表中の「第五 比吸収率の測定」の三で示された式の定義のうち、(抜けている)「fc:中心周波数[Hz]」を追加してほしい」などの内容があった。
 これらの意見を踏まえ、総務省では原案を一部修正の上、告示を速やかに公布し、18年7月1日から施行する方針を示している。【総務省】

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