東京の大手町・丸の内・有楽町地域で、地球温暖化防止などをテーマとした環境イベント「アースデイ丸の内　２００６」が２００６年４月１５日から２３日まで実施されることになった。
　４月２２日をアースデイとし、この日に「地球を守るために行動しよう」とするよびかけは１９７０年に米国で始まったものだが、現在は世界１４１の国・地域で２億人が参加する（注１）世界規模の環境イベントに発展している。
　大手町・丸の内・有楽町地域がアースデイに参加するのは今年が初めて。
　千代田区、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会などを構成員とする「アースデイ丸の内２００６実行委員会」を中心に、電気バス、カーシェアリング、ベロタクシー、レンタサイクルの運行、エコカー展示などを内容とする「グリーン・トランスポート～地球に優しい交通社会の未来～」、シンポジウム「２０２５年のひと、まち、暮らし」などが実施される予定だ。
　なお、政府が進めている地球温暖化防止のための国民運動「チーム・マイナス６％」も「アースデイ丸の内２００６」に協力する方針で、（１）ファッションショー「これが　ＭＡＲＵＮＯＵＣＨＩ ＣＯＯＬ ＢＩＺ」（日時：４月１７日１９時～２０時、会場：大手町ビル・ＯＴＥＭＡＣＨＩ　ＣＡＦＥ）、（２）気象キャスターの中嶋美年子さんと京都造形芸術大学教授の竹村真一氏が出演する「お天気お姉さんの気象＆温暖化セミナー」（日時：４月１９日１９時～２０時、会場：ＯＴＥＭＡＣＨＩ　ＣＡＦＥ）、（３）音楽プロデューサーの松任谷正隆氏をゲストに迎えたトークショー「ふんわりアクセル『ｅ　スタート』からはじめるエコドライブ」（日時：４月２３日１３時～１４時、会場：丸ビル・カフェ イーズ）−−の３つのイベントを支援する。

（注１）アースデイ丸の内２００６実行委員会資料による。【環境省】