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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2006.03.30 発表

廃船リサイクル戦略について協議を開始

 イギリス環境・食糧・地方省は、3月30日、廃船リサイクルの状況を改善するために必要な改革を示す、新たな戦略を公表し、協議を開始した。
 廃船のリサイクル自体は、持続可能な行動であり、船舶に使われている物質の95%はリユース、リサイクルが可能だ。しかし、特に途上国では、船舶リサイクル施設における、健康・安全・環境基準が適切かという懸念がある。現在、環境に配慮した、安全な船舶リサイクルを目指し、法的拘束力のある手段を策定しようという国際交渉が進められているが、発効までには数年かかる見込みである。
 こうした状況を踏まえ、ブラッドショー大臣は、「国際的に認められた、船舶のリサイクル体制が実施されるまでに、期待する基準について明確にしておく必要がある。自国で期待する基準に沿って、政府所有の船舶が処理されるようにしておくことで、真にリードすることができる」と強調した。今回の提案には以下の事項が盛り込まれている。
●政府所有の船舶の販売、リサイクルに関する新たな指針
●イギリスの船舶所有者への勧告
●リサイクル施設への勧告
【イギリス環境・食糧・地方省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2006/060330f.htm

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