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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2006.04.07 発表

EPA・ジョンソン長官 中国を訪問

 EPAのジョンソン長官は4月7日、EPA長官としては7年ぶりに中国を訪れるべく出発する。同長官は北京、麗江、上海を訪問し、中国政府の環境担当官と協力の拡大に向けて協議し、また既存の協働イニシアティブの進捗状況を視察する予定である。
 ジョンソン長官は、北京において、中国国家環境保護総局のZhou Shengxian(謝振華)局長および北京市環境保護局のPei Chenghu副局長と会談し、特に、2008年のオリンピックに向け、大気質の改善のための協働事業について話し合う。中国は、北京市の大気質の改善に向けた取り組み、リサイクル可能な物資の利用、オリンピック後も利用される持続可能な建築物の建設により、環境にやさしいオリンピックを実施することを約束している。
 ジョンソン長官と謝局長は、有害廃棄物の処理に関する協定(PCBのある場所を特定し、処理するための協力を促進)に署名する予定である。また、広範囲の汚染土地の浄化と再開発に関するアメリカのプログラムに類似したプログラムが、中国において策定される予定である。
 このほか、麗江では、EPAが資金提供を行っている、家庭でのクリーンで安全なエネルギー使用に関する2つのパイロット事業を視察。また上海では、EPAのAIRNowをモデルとした、大気質の予測と市民への通知に関するシステムを公表するほか、SO2の排出を制御する先進的な除去技術を備えた石炭火力発電所を視察する。このほか、EPAの支援により実施されている、港湾活動からの大気汚染物質の排出削減に向けたパートナーシップに関して、上海市港湾管理局とロサンジェルス港の担当者との会談を行う予定である。【EPA】

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