【イギリス】2006.04.10 発表
地方の保護区(野生生物・地質学的保護地区)の指定、管理などについて、イギリス環境・食糧・地方省が新しくガイダンス(手引き)を発表した。
イングランドの多くの地域では、地方自治体が地元と協力して、それぞれの方法で保護区を指定している。これは国および地方の生物多様性・地質学的多様性行動計画の目標達成に大きく役立っている。
地方の保護区制度を支えている地元のパートナーシップは、各地で様々に構築されてきたものだが、今回のガイダンスは、既存のシステムの長所を大切にしつつ、優良事例を示すものである。ガイダンスのねらいは、こうした地区の保護について普及啓発し、支持を得ることによって、地方の保護区の重要性や価値に、より一貫性のある意味付けを行うことにある。
生物多様性担当のナイト大臣は、ガイダンスについて、既存のパートナーシップを支えるとともに、野生生物や地質学的な遺産の保護に向け、ギャップを埋めるよう奨励するものだと 歓迎している。【イギリス環境・食糧・地方省】
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