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【アメリカ】2006.04.12 発表

EPA 2004年の有害物質排出インベントリーを公表

 EPAは、4月12日、2004年の「有害物質排出インベントリー(TRI)」を公表した。これは、2004年中に、2万3000件を超える対象施設から環境中に放出された有害化学物質の量に関する年次報告である。
 今回の報告によると、2003年から2004年にかけて、環境中への排出・放出量は4%減少した。また1998年からは45%減少した。インターネットを通じた報告は全体の90%であった。
 2003年から2004年の間に、大幅に減少した有害物質としては、ダイオキシン・ダイオキシン化合物(58%)、水銀・水銀化合物(16%)、PCB類(92%)が挙げられる。
 TRIは、「1986年緊急事態計画および地域住民の知る権利法」によって定められた有害化学物質と施設とを対象として追跡を行っている。また「1990年汚染防止法」では、有害化学物質であって、サイト内で処理されたもの、リサイクルされたもの、エネルギー回収のために焼却されたものに関するデータをTRIで収集することが義務づけられている。
 なお、この日公表されたのは国レベルの完全なデータであり、施設ごとのデータは昨年11月に公表されている。【EPA】

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