【フランス】2006.04.19 発表
フランスのオラン エコロジー・持続可能な開発大臣は、4月19日、干ばつの影響に関する全国委員会を開催した。会議では、水の現況について総括し、短期的な展望が示された。
フランスでは、3月、北部と地中海沿岸を除き、全国で平年以上の降水があり、過去数カ月の降水不足は、一部、解消された。しかし、ラングドックルーシオや大西洋沿岸を除き、大都市部全体での降水量は平均を下回った。
国土の水はわずかに増えただけであり、その水準は通常以下である。また、一部の地域では降水量が平年並みであっても、節水対策が必要な、重大な構造的不均衡が見られる。
未だ、不安な状況にあり、来月以降の降水状況に依存しているとして、同省では、注意を怠らないよう呼びかけている。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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