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【厚生労働省】2006.04.28 発表

鉛含有金属製アクセサリー類、23業界団体1,091社中105社が取扱い

 経済産業省と厚生労働省が実施していた、鉛を含有する金属製アクセサリー類の製造・販売実態調査の結果が、平成18年4月28日までにまとまった。
 この調査は、東京都内で販売されていた低価格な金属製アクセサリーに、有害な鉛が使用されていたことが都の調査で判明したことを受け、18年3月に23業界団体を通じて、傘下の企業に報告を求めたもの。
 公表内容によると、4月20日までに23団体に所属する1,091社から回答が寄せられたが、うち105社が取扱っていた金属アクセサリー類12品目、のべ218製品に鉛が含まれていたとの報告があったという。
 鉛が含まれた件数が最も多かったのはネックレス・ペンダントの63件、イヤリング・ピアスの38件がこれに続いた。
 なお経済産業省と厚生労働省は、18年3月にこれら関係団体に、鉛を含有する金属製アクセサリー類の安全確保策を指導、団体側も消費者に取扱いの注意を促す店頭用ポスター掲示を行うことを決めている。
 鉛は、脳、神経系、腎臓、血液系に影響を与える強い毒性を持つ物質で特に乳幼児の脳に与える影響が大きいため、鉛を含有した製品を乳幼児が口になめたり、飲み込んだりした場合、脳障害などを起こす危険性が高まる。【厚生労働省,経済産業省】

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