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【厚生労働省】2006.04.28 発表

子供用アクセサリー類の鉛含有量に関する試買調査結果を公表

 厚生労働省所管の国立医薬品食品衛生研究所が実施していた、金属製アクセサリー類の鉛含有量に関する試買調査結果が2006年4月28日までにまとまった。
 この調査は、米国・消費者製品安全委員会(CPSC)が05年2月3日付けで「鉛を含有する子供用装身具に対する暫定指針」を発表し、これに続きカナダ保健省やCPSCが鉛を含有する子供用アクセサリーの自主回収に関する発表を行っていることを踏まえて実施されたもの。
 東京都内の100円ショップ、ディスカウントショップ、スーパーマーケット、玩具専門店、デパートなどで、金属製アクセサリー類やアクセサリー部品、ストラップ、キーホルダー、ミニカーなどで、子どものおもちゃにしやすい価格が100円から1,000円までのものを試買し、その鉛含有量を調べた。
 試買した製品は140製品で、製品の製造国は韓国、中国、日本の順に多かったが、不明のものも31.6%にのぼっていた。
 製品表面の鉛含有量を調べる蛍光X線分析法による調査結果では、140製品を171検体にわけて調べたが、うち50%以上鉛を含むとされたものが3検体、0.06超50%未満の範囲のものが87検体、0.06%以下が81検体だった。
 また、蛍光X線分析法による調査結果で製品表面の鉛含有量が0.06%超であるなどの条件を満たした71検体(66製品)を対象に行った溶出試験の結果では、175マイクログラム超とされたものが39検体、175マイクログラム以下とされたものが32検体にのぼった。
 なお140製品いずれについても、鉛含有に関する表示は記載されていなかった。【厚生労働省】

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