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【財務省】2006.04.28 発表

南極地域観測50周年記念硬貨発行が決定

 2006年4月28日開催の閣議で、南極地域観測50周年記念硬貨の発行が決定された。
 日本政府は1957年1月29日の昭和基地開設以来、国家事業として南極の科学観測を行っているが、今回の記念硬貨発行は、この観測が地球環境変動などの問題に多大な成果をもたらしていることから、「国家的な記念事業」として記念硬貨を発行するにふさわしいと評価されたもの。
 記念貨幣はニッケル黄銅製で額面は500円。
 表面が初代南極観測船「宗谷」と1958年に悪天候のため昭和基地に取り残され、奇跡的に冬を生き延びた樺太犬「タロ」「ジロ」のデザイン、裏面が南極大陸とオーロラに日本の4観測施設を表す4つの星をあしらったデザイン。
 記念硬貨の引換時期は07年1月頃が予定されている。 【財務省】

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