【EU】2006.05.03 発表
欧州議会と閣僚理事会は、5月3日、新電池指令について合意し、ディマス環境委員はこれを歓迎した。新指令はEU域内の使用済み電池をすべて回収、リサイクルすることで、焼却されたり、埋立てられることのないようにするものである。
この合意には、小規模事業者を、廃棄物管理費用を拠出する義務の適用除外としうること、消費者への情報提供として電池の性能をラベルに表示すること、リサイクルできるように電池を機器から取り外せるようにすることが盛り込まれている。
また、新指令には電池の回収目標が掲げられている。欧州議会側は、当初、カドミウム、鉛を含まない電池の回収率を55%とするよう主張していたが、50%に引き下げることで妥協した。【欧州委員会環境総局】
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