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【外務省】2006.05.15 発表

イラク・サマーワ市でゴミ・下水処理車両、道路修復機材の引渡式を実施

 2006年5月14日、イラク・ムサンナー県サマーワ市にある自衛隊宿営地で、日本の資金協力によるゴミ・下水処理車両、道路修復機材の引渡式が行われ、イラク側からムサンナー県民生局関係者ら、日本側から外務省サマーワ事務所と陸上自衛隊関係者らが出席した。
 今回引き渡されたのは、(1)日本政府の緊急無償資金約36億4,300万円を活用し、イラク公共事業省が購入したゴミ・下水処理車両219台中、ムサンナー県に配送された33台、(2)日本の草の根・人間の安全保障無償資金約9,200万円を活用し、サマーワ市民生局が購入した道路修復機材。
 イラク南部のムサンナー県は、シーア派住民が多数を占めることから、イラク国内の中でも特に基礎的インフラ整備が遅れていた場所で、日本政府は、水・衛生、保健・医療、公共施設の復旧・整備を中心として、同県民の生活基盤再建に重点を置いた復興支援を実施している。
 ゴミ・下水については処理体制や施設整備の遅れの上に、公共事業省や地方公共団体による収集・処理が滞っている状態のため、住宅地、公共施設、空き地、道路に未処理のゴミ・下水が放置されたまま。また道路も、サマーワ市民生局に道路建機が不足しているため、損傷が激しい幹線道路・国道8号線の改修が行えず、交通渋滞などが発生しているという。【外務省】

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