【国連】2006.05.10 発表
企業の環境パフォーマンスや社会貢献が向上してきていることを示す新しい報告書「クラス・オブ・2006:環境と社会的責任に関する産業の成績評価」が、5月10日、国連持続可能な開発委員会第14回会合で公表された。成績評価には、45の業界団体が自主的に参加している。
報告書を策定したUNEP技術・産業・経済局のバブー局長は、特に気候変動などの地球規模の問題については、また、影響が大きく、きびしい批判にさらされている業界については、進展が見られるという。一方で、今も、古い産業開発モデルに固執し、持続可能な開発に乗り遅れている業界団体もあるという。
現在の課題は、ライフサイクル経済へのシフトや企業責任に関する報告、急速に工業化が進む途上国における企業の取組みの強化に関して、進捗のスピードを上げることであると報告書は指摘する。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=477&ArticleID=5267&l=en
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.