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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2006.05.10 発表

ロシアの焼畑が原因で イギリスの大気汚染が悪化 粒子状物質が急増

 ロシア国内で行われる焼畑農業が、ここ数日、スコットランド及びイングランド北部で観測された粒子状物質(PM10)増加の原因であることが分かった。これはAEAテクノロジーが政府のためにおこなったモニタリングで明らかになったもの。
 焼畑は例年実施され、数日間続くが、イギリスの大気質への今回の影響は異常。気候が乾燥していて、燃焼地域が急速に拡大し、火のまわり方を制御できなくなったものと考えられている。
 今後の粒子状物質濃度は、焼畑の炎をどのぐらい早く制御できるようになるかにかかっている。国境を越える排出の影響については、国連欧州経済委員会(UNECE)の下、長距離越境大気汚染条約によって対処される。イギリス政府は、今回のような事態に効果的に対処するため、将来的な協定づくりを目指し、UNECEと協力している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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