【国連】2006.05.12 発表
UNEPの青少年向け環境雑誌「トゥンザ・マガジン」では、世界環境デーに向け砂漠化に関する特集記事を組んだ。
森林伐採による砂漠化については、3000年以上昔から警告が発せられてきたが、いまも世界中で同じことが起こっている。地球上の地表の3分の1が土壌劣化にさらされ、何十億もの人々の健康や生活に影響がでている。こうした問題を認識し、10年前に砂漠化対処条約が発効した。発効10周年にあたる2006年は「砂漠と砂漠化に関する国際年」に指定され、今年の世界環境デーのテーマは砂漠化である。
ただし、砂漠化の影響を受けやすいのは少数民族や貧しい人々であることもあって、この問題が政治的な優先課題となることは少なく、取組みは遅れている。
トゥンザ・マガジンでは、「土壌を救え」、「砂漠の多様性」、「トゥンザQ&A」、「乾燥地のための水」、「サバイバル術」などをテーマとした記事が掲載されている。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=477&ArticleID=5268&l=en
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