【アメリカ】2006.05.18 発表
中国では、炭鉱メタンを燃料とする世界最大の発電所を建設する計画が進んでいるが、エンジン製造のキャタピラー社は、EPA、その他の連邦機関からの支援を受け、この発電所で使用される発電装置の供給に関し、5800万ドルの契約を締結した。
この事業は、アメリカの主導により開始され、現在、中国を含む17か国が参加する、「メタン・トゥ・マーケット・パートナーシップ」を通じた、公共・民間部門の協働によって実施されるものである。
この発電所では、寺河炭鉱のコールベッドメタン(CBM)および炭鉱メタン(CMM)を利用して、120メガワットの発電を行い、また、排ガスの熱を回収して、炭鉱の操業に必要な熱水と蒸気を生産する予定。事業が完了すると、CO2換算で、年間450万トン相当の排出(100万台の自動車からの排出に相当)が回避されることとなる。【EPA】
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