【オランダ】2006.04.25 発表
オランダのファン・ヘール国務大臣は、新たな環境政策のための計画「将来の環境政策アジェンダ」を議会下院に提出した。
大臣は、オランダの現在の環境政策は行き詰っており、新しい環境政策が必要だとしている。「第4次国家環境政策計画(NEPP4)を実施する中で、環境政策手法が不十分であることが明らかになってきた。さらに、経済環境の悪化により、選択を迫られた。この結果、NEPP4を全て実施することは、不可能だった」と大臣は振り返る。
新たな環境政策の原則としては、「クリーンに、賢く、競争的に」という3点が掲げられている。
また、産業部門が責任を果たすための機会の提供(CO2排出量取引の対象の拡大など)、環境対策がもたらすビジネスチャンスの追求、政府による率先的な取組みなどが盛り込まれている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】(英語版)
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