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【厚生労働省】2006.05.30 発表

アスベストによる05年度労災請求件数 04年度比約8.5倍に

 仕事を通じアスベスト(石綿)にさらされたことが原因で肺がん・中皮腫にかかったとして、2005年度に労災請求された件数が1,796件と、04年度請求件数(210件)の約8.5倍に急増していたことが、厚生労働省の065月30日付け発表であきらかになった。
 1,796件中、肺がんでの請求は712件(16年度比約11.7倍)、中皮腫での請求は1,084件(同約7.3倍)。
 このうち認定されたのは、肺がんは219件(同約3.8倍)、中皮腫は503件(同約3.9倍)、合計で計722件(同約3.9倍)だった。
 認定者の業種では、製造業の361件(肺がん115件、中皮腫246件)と建設業の301件(肺がん88件、中皮腫213件)でほとんどを占めていたが、卸売業、小売業、交通運輸業、貨物取扱業などで認定されたケースもあった。
 都道府県別では、周辺住民などへのアスベストによる健康被害が05年に最初に指摘された、クボタ旧神崎工場のある兵庫県の105件(肺がん24件、中皮腫81件)、大阪府がの129件(肺がん39件、中皮腫90件)が突出して多く、東京都の64件(肺がん29件、中皮腫35件)、神奈川県の64件(肺がん23件、中皮腫41件)がこれに続いていた。【厚生労働省】

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