【外務省】2006.06.08 発表
日本政府は中華人民共和国政府が取り組んでいる「第2次黄河中流域保全林造成計画(第5期)」、「人材育成奨学計画」に対し、総額8億2,100万円を限度とする無償資金協力を行うことを決め、このための書簡の交換を、2006年6月8日に北京で、宮本雄二駐中国大使と中国の易小準・商務部副部長との間で行った。
このうち「黄河中流域保全林造成計画」は、4,500万ヘクタールに及ぶ黄河中流域の荒廃地で植林を行い、森林被覆率向上をめざす計画。第5期については約580ヘクタールの植林が計画されている。この計画の実施により、荒廃地の復旧だけでなく、周辺住民への植林技術・植林地維持管理技術の普及、周辺地域への黄砂飛散の抑制が期待されている。この事業の供与限度額は2億1,800万円。【外務省】
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