【イギリス】2006.05.30 発表
イギリスで、「自然環境・地方コミュニティ法(NERC)」に盛り込まれた野鳥保護に関する条項が、5月31日より施行された。
これまで、1981年野生生物・田園地域法では、野鳥の巣は、野鳥がその巣をつくり使用する期間だけ保護されていたが、今後は、特定の野鳥(イヌワシ、オジロワシ、ミサゴ)の巣については、1年を通じて保護される。
イングランド、ウェールズで希少なイヌワシ、ミサゴは、再導入プログラムの対象ともなっている。生物多様性担当のガーディナー大臣は、これらの野鳥の巣を守ることは、長期的な増殖に役立つとしている。
このほか、5月31日付けで、学術研究上重要地域(SSSIs)に関する新たな2条項も施行された。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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