【ドイツ】2006.05.31 発表
ドイツ内閣は、5月31日、連邦参議院により修正が加えられた自動車微粒子排出ラベリング令(案)を承認した。これは、微粒子の排出量に応じて、プレートに全国統一のラベルを表示し、このラベルを基に、地域の交通担当部局が、交通規制を指示する交通標識の導入を進めることを目的にしたものである。
自動車微粒子排出ラベリング令(案)は、欧州委員会における手続きの後に公示され、その5ヵ月後に施行される。概要は次のとおり。
●対象は、排出ガス規制EURO2~4までの乗用車、EUROII~Vまでの貨物用自動車とバス。微粒子削減装置の追加装備を導入した自動車には、より上位のラベルが付与される。
●排出ガス規制EURO5を達成しているディーゼル乗用車は対象外となる。
●プレートは、微粒子排出クラスにより色分けされる。
●プレートの発行は、州の所轄官庁と技術審査協会(TUEV)、排ガス審査の認可を受けている30,000以上の自動車工場が行う。
【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/37195.php
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