【原子力安全・保安院】2006.06.20 発表
(株)東芝製原子炉給水流量計の実流量試験データに不正が確認された問題に関連して、原子力安全・保安院は平成18年6月22・23日の両日、再発防止策の妥当性・再発防止策の実施状況を確認するため、東芝への立入調査を行うことにした。
東芝製原子炉給水流量計の試験データ不正は、17年11月に匿名の手紙の形で寄せられていた告発情報にもとづき、保安院の「原子力施設安全情報申告調査委員会」が18年4月20日までに確認したもの。
その後、東芝側は18年5月18日に、(1)法令、社会規範、倫理の遵守(コンプライアンス)徹底など、企業の社会的責任(CSR)活動の再構築、(2)品質保証体制の見直し、(3)再発防止策実施状況の追跡と監査−−を内容とする再発防止策を保安院に提出していた。
立入調査は、22日に東芝磯子エンジニアリングセンターと京浜事業所、23日に同社本社を対象に実施される。【原子力安全・保安院】
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