【ドイツ】2006.06.21 発表
ドイツ連邦政府は、6月21日、ドイツ自然遺産として、連邦州とドイツ環境財団(DBU)に譲渡する具体的な土地を提示した。旧軍用地、旧炭鉱、植林地など、連邦が所有する10万haの土地が、自然遺産として譲渡される。
このうち、52,500ha(それぞれが1000ha以上の面積を持つ22地区の合計)では、自然が全く損なわれておらず、将来においても、この状態を損なわない形で開発が実施されると期待される。
また、9,000haは、旧東西ドイツの国境地帯「グリーンバンド」である。さらに、約17,000haは、国立公園、生物保護地域、大規模な自然保護プロジェクトの実施地域であり、大変、重要な意味を持つ地域である。
これらの土地は、私有化の対象外となり、今後、厳格な自然保護基準のもとで維持されていく。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_22112005/pm/37337.php
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