【国連】2006.07.03 発表
ドイツで開催中の2006年FIFAワールドカップで、観客の70%は、電車やバスなどの公共交通機関、自転車、徒歩で競技場に来ていることが明らかになった。
同大会は環境にやさしい大会として、移動に伴う温室効果ガスの発生を抑制することなどを目指す「グリーンゴール」コンセプトを掲げている。同大会組織委員会では、推定320万人とされる観客の50%に公共交通機関を利用してもらうこと、また、インドおよび南アフリカで代替エネルギー事業を実施することにより、温室効果ガスの排出を劇的に減らすこととしていた。
Oeko研究所による暫定的なデータ(警察や鉄道から入手)によれば、平均で、観客の55%は、スタジアムへの往復に公共交通機関を利用していた。また、特に、ドルトムント、ハノーバー、カイザースラウテルン、ライプツィヒでの試合については、徒歩でやってくる観客の割合が高かった。ドルトムントの初戦では、よいお天気に恵まれ、約1万人の観客が駅から45分の散歩を楽しんだという。【UNEP】
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