【原子力安全・保安院】2006.07.07 発表
原子力安全・保安院は平成18年7月7日、東北電力(株)に対し、品質保証体制の総点検の実施とその改善策をとりまとめ、18年8月7日までに同院に報告するよう指示した。
今回の指示は、(1)女川3号機の第2回定期安全管理審査で、122本の配管ライン番号誤表示により、配管肉厚管理上測定すべき配管が測定されることとなっていなかった点、(2)東芝製原子炉給水流量計の実流量検定試験データ不正に関連して、再発防止策の有効性を見極める前に「再発防止対策検討会」を解散するなどの不適切な対応があった点−−が問題視されたもの。
保安院は、東北電力の品質保証体制総点検状況や改善策への取組み状況を、今後、保安検査などを通じて確認していくとしている。【原子力安全・保安院】
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