【ドイツ】2006.07.04 発表
7月4日、ユーリッヒ市において、ソーラータワー型太陽熱発電所の実証試験設備の建設が始まった。
設備は、2万平方メートル(サッカー場3つ分)の敷地に、太陽熱利用装置と日光を収集するための50メートルのタワーを組み合わせたもの。ここで発生する高熱により蒸気が生産され、タービンで電気に転換される。
ソータータワー技術は、ドイツ航空宇宙センターとミュンヘン発電設備社によって開発され、数多くの準備プロジェクトが連邦環境省の支援で実施されてきた。
今回の実証試験設備に伴う2200万ユーロの費用は、ユーリッヒ都市公社とノルトラインヴェストファーレン州、そしてバイエルン州が負担する。また、連邦環境省も370万ユーロの投資を行う。
連邦環境省は、太陽熱発電設備の開発に対し、過去5年間で約3000万ユーロの助成を行っている。【ドイツ連邦環境省】
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