【フランス】2006.07.04 発表
フランスのエコロジー・持続可能な開発省は、7月4日、知事の権限に基づいて実施された指定施設の検査について、2005年の総括を発表した。
2005年中、高リスクの「セベソ・ハイレベル」施設については、670カ所が指定施設検査を受けた。検査に基づき、170施設において、安全性向上プログラムが実施された。
また、2005年末までに、優先順位1位の技術リスク防止計画(PPRT)124件が実施された。リスクの高い産業地区周辺の都市開発によって生じる問題に対し、解決策となることが強く期待される。6月、7月には、花火の保管所135カ所が検査された。なお、検査官により4年前から開始された行動により、産業部門からの揮発性有機化合物(VOC)の排出量は30%減少した。
2006年については、技術・自然リスクの防止強化に関する2003年7月30日法や健康・環境全国計画、国際的な約束の実施、特に、IPPC指令の実施に、検査の重点が置かれる。【フランス エコロジー・持続可能な開発省】
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