【環境省】2006.07.14 発表
「外来生物法」が規制対象とする「特定外来生物(日本の生態系や在来種に悪影響をもたらす外来種)」に、セイヨウオオマルハナバチ1種と、クモテナガコガネ属・ヒメテナガコガネ属の2属全種を追加する同法施行令改正案が、平成18年7月18日開催の閣議で閣議決定された。
このうち、セイヨウオオマルハナバチは、温室トマトの受粉に利用するため、大量輸入されている種で、野生化すると在来種のマルハナバチの営巣や繁殖、野生植物の繁殖に悪影響を与える可能性が指摘されている。
一方、クモテナガコガネ属全種とヒメテナガコガネ属は日本に定着していないものの、定着すれば在来種のヤンバルテナガコガネなどを絶滅させるおそれがあるとされている。
この改正施行令の施行期日は18年9月1日。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7334
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