【その他】2006.07.17 発表
ロシアのサンクトペテルブルクで、7月15日~17日まで、G8サミットが開催され、最終日の17日、世界のエネルギー安全保障、近代的な教育システムの促進、感染症対策などを盛り込んだ議長総括が採択された。
また、世界のエネルギー安全保障に関する原則を示した政治宣言、さらに、エネルギー分野における投資環境の改善、エネルギー効率及び省エネルギーの向上、エネルギー・ミックスの多様化、気候変動及び持続可能な開発への取組み等に向けた対策を盛り込んだ行動計画も採択された。
議長を務めたロシアのプーチン大統領は、エネルギー・インフラの改善、生産・供給の多様化、省エネ技術や代替エネルギー源の開発など全ての側面が盛り込まれたことを評価。また、原子力エネルギーの開発に向けた打開策に合意できたことはサミットの大きな成果の一つだと述べた。
今回のサミットには、G8諸国の他、ブラジル、インド、中国、メキシコ、南アフリカの首脳、さらに、世界銀行や世界貿易機関などの国際機関も参加した。
次回2007年のサミットは、ドイツで開催の予定。【G8サンクトペテルブルク・サミット】
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