【EU】2006.07.15 発表
EU非公式閣僚理事会が、7月15日、フィンランドのトゥルクで開催された。
参加したEU各加盟国の環境大臣らは、グローバリゼーションによって、自然資源を節約して利用し、より環境効率的な生産・消費パターンを促進する必要性が明確になったことを強調。持続可能な消費・生産に関するEUの行動計画に対して、将来のトレンド形成に重要な役割を果たすと期待を寄せるとともに、環境に配慮した公共調達も重要だとした。また、財政的な措置やインセンティブも主要な役割を担うとして、欧州委員会に対して、こうした手法の利用に関するグリーンペーパーを迅速に提出するよう求めた。
また、長期的な展望を視野に入れ、EUの主な環境政策の見直しに向けて準備を始めること、さらに、EUの貿易・開発協力政策に、環境配慮を組み込んでいくことについても話し合った。
この他、国連環境機関(UNEO)や、「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のような形で「自然資源に関するパネル」を創設すること等について検討した。【EU議長国フィンランド】
http://www.eu2006.fi/news_and_documents/press_releases/vko28/en_GB/1152970316944/
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