平成１８年７月２６日、首相官邸で１８年の緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰式が開催された。
　この表彰は昭和５９年から実施されており、今回が２３回目。農林水産大臣が議長を務め緑化関係省庁の担当者から構成される「緑化推進連絡会議」が毎年表彰者を決定している。
　１８年は、個人では富山県氷見市の中田市郎さん、団体では愛知県愛三工業（株）安城工場など１５団体、学校では大分県立佐伯鶴岡高校など５校、自治体では岐阜県大野町など３地方自治体が表彰を受けた。
　個人受賞者の中田市郎さんは、山林１６ヘクタールを管理・経営する一方で、地元小学校での森林教室実施、「とやまの木で家をつくる会」への木材提供、森林見学会、体験イベントでの技術紹介など緑化推進のための多様な取組みを行っている。
　なお小泉首相は表彰にあたって、「緑化推進は単に木を植える運動ではなく、日本、地球全体の環境保全につながる非常に重要な運動。人間と自然がいかに共生していくかを考え、日頃から緑化活動に功績を挙げられている皆様に敬意を表します」と挨拶した。【首相官邸】