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【国立環境研究所】2006.07.31 発表

国環研の研究情報誌、中国3都市で行った大気粉じん調査結果を紹介

 国立環境研究所の研究成果をわかりやすく紹介している情報誌「環境儀」の第21号「中国の都市大気汚染と健康影響」が2006年7月31日付けで刊行された。
 今回は同研究所の田村憲治・環境健康研究領域総合影響評価研究室主任研究員がインタビューに登場し、同研究所が「中国における都市大気汚染による健康影響と予防対策に関する国際共同研究」の一環として行った、中国一般家庭の室内外の大気汚染状況調査の結果や、小学生の健康影響調査などの成果を紹介した。
 この調査では、瀋陽市、撫順市、鉄嶺市の3都市の冬季の石炭暖房による大気粉じん濃度が屋内外とも高濃度であり、児童の肺機能も低下している実態が明らかになったという。
 「環境儀」第21号は、国立環境研究所のホームページから閲覧可能なほか、残部がある場合は冊子版の入手も可能。入手についての問い合わせ先は同研究所環境情報センター情報企画室出版普及係(TEL:029−850−2343)まで。また「国立環境研究所友の会」会員には刊行ごとに継続的に送付を行っている。【国立環境研究所】

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