【イギリス】2006.07.20 発表
共有地(コモンズ)の管理方法を定める1285年コモンズ法が改正され、7月19日に女王の裁可を得た。
新しい2006年コモンズ法は、イングランドおよびウェールズの共有地を保護し、持続可能な農業、カントリーサイドへの公衆のアクセス、野生生物やその生息地の保全を促進するものである。新法によって、牧畜や作付け、その他の農作業を規制する権限を有する、新たな「共有地協議会」を通じて、土地所有者や共有地利用者が共有地を持続可能な形で管理できるようになる。また、乱用や許可を得ない開発に対する保護も強化される。
なお、現在、イングランドには39万6800ヘクタール(イングランドの面積の3%)、ウェールズには17万5000ヘクタール(ウェールズの面積の12%)の共有地がある。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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