メインコンテンツ ここから

[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2006.07.25 発表

熊の胆に代わる薬草や化学薬品を探そう! イギリスが中国に共同研究を呼びかけ

 中国を訪問中のイギリスのガーディナー生物多様性担当大臣は、中国の研究所などに対し、漢方薬に使われている絶滅危惧種の身体部分や派生物について、イギリスの研究機関等と代替物を探す共同研究に参加して欲しいと求めた。
 伝統的な漢方薬では、クマの胆汁は消炎・解熱に効くとされ、またトラの骨はリューマチや関節炎に使われてきた。これらの漢方薬を求める声は世界的に増える一方であるとされる。
 熊の胆は、中国で3千年も前から使われているが、中国の医師も、薬草や化学薬品などの代替物は熊の胆と同じ効果をあげることができ、値段も入手方法も手頃であると指摘している。
 国家林業局のZhao副局長は、クマ飼育場の数を68カ所から20カ所に減らすことを約束したが、それだけではクマを使った製品の密貿易は減りそうにない。ガーディナー大臣は、中国の研究機関に対し、イギリス環境・食糧・農村地域省が一部資金提供している研究に協力し、イギリスの学術関係者などのパートナーを見つけて欲しいと求めた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2006/060725a.htm

記事に含まれる環境用語

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】